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滋賀県立障害者福祉センターで主任文化指導員をされている山戸保宏さんをご紹介します。

掲載されている記事は、2007年の取材時の内容です。

障害者目線でのサービスを
山戸さんは、平成2年、当該センターの準備室の段階から業務を開始。現在に至るまで17年間、様々な行事の企画・学校や地域団体の要請に応じた出張指導・生活上の相談など、障害者に対して同じ目線でのサービスを行っておられます。
利用者からの信頼
当初から、体力面など身体的に自分にできないことがあることに不安があった一方で、自分にできることは何かを常に念頭に置きながら、パソコンなどを利用しつつ、企画などの経験や知恵を活かした頭脳面でのサポート及び同じ障害を持つ者としての利用者への配慮に力を注いでおられます。利用者側からも、他の健常者の職員よりも、山戸さんに話をするほうが、気軽で理解してもらえるということで、信頼も厚いようです。
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障害を理解するために
 健常者(主に学校の先生)に、イメージのわきにくい障害について、夫婦が結婚生活を続けていくことを例として、理解を深めていただく工夫をしておられるそうです。様々な困難もあればそれ以上の喜びもあり、少々のことで離婚したりはしない方が多いはずだと。長年付き添ってきた伴侶と人生を共に歩んでいくことは、障害を抱えて生きていくこととある意味似たところがあるのか、特に年配の方(校長)には、非常に共感していただくことができるとのこと。
人々の架け橋に
そんな山戸さんは時折、障害者優先の施設だとの一般の利用者からのクレームもあるそうです。障害のあるなしにかかわらず、人と人が理解し合えるよう施設の利用を調整し仲介することは想像以上にエネルギーを要する仕事のようです。しかし、利用者とは話をする時間が少しでもあれば、悩みを聞き相談にのるなどして特に精神面での支えとなり、様々な人々の架け橋となれるよう心掛けておられるそうです。
 
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